エジプト大統領にムルシ氏当選 初のイスラ

エジプト大統領選の選挙管理委員会は24日、穏健派イスラム団体、ムスリム同胞団系列の自由公正党党首ムハンマド・ムルシ氏(60)の当選を発表した. 同国で自由な大統領選が行われ、文民が当選するのは初めて. イスラム主義の大統領も初となる. 軍部は民政移管前に立法権などを握り直すなど、自らの権限を強化している. 新憲法起草などを巡り、同胞団などとの主導権争いが続きそうだ. 昨年、民主化運動「アラブの春」で独裁政権が倒れた周辺諸国でもイスラム勢力がさらに伸長する可能性がある. 選管発表によると、ムルシ氏は1323万票(得票率51.73%)を獲得した. 対立候補の元首相アフマド・シャフィーク氏は1234万票(同48.27%)で、投票率は51.85%だった. 軍最高評議会は月末までに民政移管するとしている. 一方で評議会は決選投票直前、自由公正党が半数近くを占めていた人民議会に解散を命じ、17日の投票終了直後には暫定憲法を修正して新議会発足までの立法権を握った. サッカースパイク 議会の再選挙は新憲法の起草後まで行われない予定だ. また、憲兵(軍事警察)と軍情報部に市民を逮捕する権限を与え、治安権限も手にした. 軍が権限の多くを取り戻した状態で大統領に就任するムルシ氏は、与党の支えもないまま苦しい政権運営を強いられるとみられる. また、同胞団が掲げてきた行政機構の改革などでは、軍と官僚組織の抵抗が予想される. 民主化デモで、ムバラク政権打倒という目標で一致した同胞団と、青年グループ、世俗派政党など各派は、政権崩壊後は団結力を失い、相互不信を募らせてきた. 特に「イスラムの価値観に従った社会改革」を掲げる同胞団に対し、宗教と政治の分離を求める世俗派からの反発や、キリスト教徒の警戒心は根強い. 一方、「政治の厳格なイスラム化」を期待してムルシ氏に投票したイスラム厳格派は、圧力を強めそうだ. ムルシ氏は外交面で、イスラエルとの和平条約は維持する考えを示す一方、旧政権が続けてきた対米追従・親イスラエル路線を改める姿勢を見せており、中東情勢にも変化が出る可能性がある. (カイロ=貫洞欣寛).

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