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サンザシサンザnike ジョーダン 新作シの樹の下で』

1年1ヶ月も待てない. 25才になるまでも待てない. でも一生待ち続ける. この純粋な愛に思わず涙が頬を伝いました. 張芸謀監督4年ぶりの新作は、あの「初恋3部作」を思い出させる本当に素朴で可愛らしく、そしてオーディションで選ばれ「13億人の妹」と称されたチョウ・ドンユイの可愛らしさが最も印象に残る作品でした. 張芸謀監督の好みといえば、これまではコン・リーやチャン・ツィイーのような「ツンデレ萌え」. でも彼女たちに散々痛い目に遭わされて嫌になったのか、今回はその正反対の世界である「義妹萌え」に新たに目覚めている感じがするんですよね. 例えばジンチョウがスンと初めて出会った時に飴をもらうくだりで出来るだけ異性の手に触れないように飴を取る仕草やスンに自分の書いた文章を読んでもらう時のはにかむ可愛らしさ、彼に婚約者がいるという噂を聞けばスネる恋にウブなところなどは、どれもコン・リーやチャン・ツィイーには絶対に似合わないものばかり. その他にも彼のため病院の正門前で一夜を明かす、彼が隣に寝るというだけで緊張してしまうといった男性が妹系女性に求めてしまう要素から、彼女が困っていれば体操服であろうと長靴であろうとプレゼントし、彼女の足の火傷治療のため軍病院まで自転車を走らせ、彼女を少しでも助けたいと荷車を押し、でも他の人に見つからないように学校の前で姿を消すといった男性が妹系女性にしてあげたい要素まで、この映画にはありとあらゆる「義妹萌え」要素が溢れているんですよね. もちろんスンのやっていることは「義妹萌え」の理想である一方で、冷静に考えれば金持ちの傲慢さであり、一歩間違えれば完全なストーカー行為です. でもジンチョウが素朴な女の子だからなのか、それともスンが凄く好青年だからなのか、はたまた素朴だけれど可愛らしいチョウ・ドンユイと爽やかなショーン・ドウの若き主役2人の魅力のおかげなのか、この2人の全てが純粋な愛に見えてくるんですよね. 「義妹萌えもいいよね」と思ってしまう男性の心を静かに刺激してくれるんですよね. 彼女の将来のためとはいえ、会えない辛さで涙を流しながら、彼女の足に巻かれた包帯を直す. 彼との会えない時間を彼との思い出の場所で過ごす. 川の両岸で互いを思いエアーハグをする. 初めての夜になったかも知れないあの夜、彼女のことを思い、秘密の花園から手を引く. 望まぬ妊娠をした友人の言葉に惑わされていたことに反省して、彼の思いの深さを改めて知る. 天井に貼られた、あの日幸せそうな笑顔の2人で撮った写真を見て病床の日々を過ごしたスン. 彼のために赤い服を着て、自分の名前が彼に届くまで涙ながらに連呼するジンチョウ. 1年1ヶ月も待てない. 25才になるまでも待てない. でも一生待ち続ける. 『初恋のきた道』 のチャン・ツィイーの時と同様に、チョウ・ドンユイにも絶対に女の子走りの演出までしっかりとしていたに違いない張芸謀監督の「義妹萌え」の世界と、 2人の思い出のサンザシの樹も今はダムの底に眠るというこの純粋な愛のが実話. やはり張芸謀監督は最高の趣味を持った映画監督です. 深夜らじお@の映画館 にはリアル妹がいるので、あえて「義妹萌え」と表記させてもらってます. ※お知らせとお願い ■ 【元町映画館】 に行こう.